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weft by weft



赤城座繰り糸の格子、シャツ・ジャケット用生地、ただいま製織中。2022/1/5


絹紡糸風通ストライプ、秋冬のパンツ用生地を準備中。

7/23


眞由美手織中。赤城座繰り糸

赤みの紫(3色の糸の無地)

2021/5/9


厚手の赤城節糸生地、手織り中。

この糸は早くは織れません。糸を引くのももちろん機械よりずっと遅いですが、織るよりも節を処理しているほうが長く、手機に座っている時間の70%は糸をきれいにしています。slow textileですね。まさにweft by weft。

2021/1/7

写真のような節がいっぱいあってなかなか進みません。

織り上がり。木のような色にしたかったので、3色の糸で無地を織りました。かなり厚手です。たぶん絹には見えないですね。こういう田舎の絹が好きなんです。雅でない、粗にして野の絹。裂けるものなら裂いてみろっていう風体です。2021/1/19


7分練りの27中/2駒の糸とラミーで夏物に絹麻の生地を作っています。タテにもヨコにも絹と麻が入ります。以前はただの諸撚りか生糸とリネンで作りましたが、今年は撚りを強くし。精練は7分で、ラミーと組み合わせました。より清涼感のある風合いでシャツを作ります。2021/3/15


最近、赤城の座繰り節糸はほとんどなくなりました。引く人がいなくなってしまったそうです。15年位前からこのことは予想できましたので、あちこちに残る赤城の節糸を集めるようにしておりましたが、今回、またさるところから70㎏の赤城座繰り糸を仕入れて車に積んできました。この糸を触っていると幸せな気分になぜかなります。11/12

上の茶色い糸が精練するとこういうふうに膨らみます。厚くて丈夫で、しかも軽い絹の生地になります。着た人はヤミツキ必至、しかし、幻の生地になってしまう可能性大。織りやすいきれいな座繰り糸は残っていますが、機械で織れる糸にはあまり興味がわきません。   11/14

このように、赤城の座繰り糸は伸び切らず、うねうねして曲がっています。機械で製糸された糸とはまったく違う外観です。

染めました。2021/1/29

整経しました。2021/2/15

織り上がり。2021/4/28


本美濃紙を緯糸用に撚っています。絹糸の経にうちます。本美濃紙は楮100%で未晒しなのでとても丈夫です。機械で撚ると面白くないので、こうして手で少しムラになるくらいの甘撚りにしています。赤城の座繰り糸と一緒に生地にしています。 9/16


妹尾さま、いつもありがとうございます。記念すべき最初のコメントです。6/1

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コメント: 1
  • #1

    妹尾 瑞枝 (日曜日, 31 5月 2020 16:18)

    先日の素敵なピンクのシルクマスク、ただ今愛用しております。
    今回大阪でゲットした爽やかな色のオーガンジーショール夏が楽しみです。5年前から私のお気に入りの2枚のオーガンジーショールは様々なお出かけに大活躍。3枚目さんを連れてコロナが落ち着いての夏のおでかけを心待ちにしています。
    また、お会いできるのを楽しみにしています。