半練り
精練の際に、セリシンを半分程度残して練るのを止めること。練り切るより硬さが残ります。日本の精錬の職人さんは、7分練り、半練り、3分練りと、用途・季節に応じて精錬の度合いを加減しています。例えば、明石という織物がありますが、御召とは糸の精錬の度合いが少し違います。シャリ感があり、夏向きの風合いになっています。